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精神科の看護師の仕事内容とは

精神科は一般の科目と比べると、特殊な科と感じる人が多いのですが、あなたも特殊な科だと感じますか?確かに精神科は、心の病気を治療する専門科目ですから、特殊な科目であることに変わりありません。では、そんな特殊な科で働く看護師の仕事内容はどんな内容なのでしょうか?

精神科の看護師の仕事内容とは?

あなたは、精神科と聞くと、どのようなイメージを思い浮かべますか?

精神科のイメージを聞いてみると、だいたいの人が「怖い」と答えます。

何が怖いのかというと、『精神科の患者さんは、幻覚を見ている』、『精神科の患者さんは、暴れる』という事が怖いそうです。

幻覚を見る事も、暴れる事も、普通の人であればなかなかある事ではありません。ですので、人と違う事が怖いと感じるのかもしれません。

あなたも、もしかしたら、このようなイメージを持っているのではないでしょうか?

でも、精神科は怖いところではないのです。

きっとあなたも、これからお話しする精神科の看護師の仕事内容を知れば、イメージが変わる事でしょう。

では、精神科の看護師の仕事内容とはどんな内容なのでしょうか?

精神科には、閉鎖病棟と解放病棟があります。また、外来も当然ありますし、デイケアもあります。

精神科外来の看護師の仕事内容

まず、外来の看護師の仕事内容は、医師のサポートです。しかし、外来では、医師と患者さんとのお話がメインですので、看護師が積極的にする仕事はあまりありません。

看護師の外来での仕事内容は、患者さんの呼び込み、そして、医師から指示された検査の介助です。

精神科デイケアの看護師の仕事内容

精神科には、デイケアがあります。

デイケアといえば、高齢者が通うような、老人ホームといった施設のデイケアを思い浮かべるのではないでしょうか?

高齢者が通うデイケアは、入浴や食事、ゲームなどで遊んだりします。それと同じように、精神科のデイケアでは、入浴はしませんが、食事をしたり、ゲームをしたり、物を作ったり、絵を描いたりなどをします。

精神科のデイケアは、患者さん同士が触れ合うと同時に、物を作ったり、絵を描いたりなどの、作業療法の意味を持ちます。

デイケアでの看護師の仕事内容は、一緒にゲームなどをして楽しむ事の他に、作業療法で、患者さんのしている事を見守ると共に、患者さんの精神状態が悪くなっていないかという事を観察します。

精神科病棟の看護師の仕事内容

病棟では、解放病棟と閉鎖病棟があります。多くの精神科の場合、どちらかと言えば、患者さんの入院数は、閉鎖病棟が多いです。

閉鎖病棟の場合

閉鎖病棟は、あなたも知っていると思いますが窓や扉が硬く閉ざされ、患者さんが自分の意思で病棟から出る事ができないようになっています。

そのため、窓には鉄格子がされていますし、扉は看護師が持つ鍵で開けなければ、患者さんはおろか、看護師ですら出入りする事はできません。

解放病棟の場合

では、解放病棟とは何なのかと言うと、閉鎖病棟で状態が快方に向かい、看護師が止めなければいけないような、危険な行為などをしないと判断された患者さんが入院している病棟なのです。

解放病棟は、閉鎖病棟のような窓や扉が閉ざされている事はありません。解放病棟は、一般で言うところの、普通の病棟のように、鍵がかかっていない、自由に出入りできる病棟です。

解放病棟では、患者さんは、自宅に帰っても生活できるように指導を受けます。

そのため、看護師の仕事内容は、患者さんが自立できるために、日常生活の行動がしっかりできるように、行動を見守ることが主な仕事内容です。

また、時には、患者さんができない事を指導したりしながら、患者さんの精神状態が悪くなっていないかなどをよく観察するのです。

まとめ

このように、一口に精神科と言っても、部署がたくさんあるので、その仕事内容もさまざまです。

しかし、どの部署でも同じ仕事内容は、患者さんの様子を観察し、患者さんの状態が悪くなっていないかを判断する事なのです。

では、次の項目で、精神科でとても重要な閉鎖病棟についてお話ししますね。

私が経験した閉鎖病棟での看護師の仕事内容とは?

先ほど、精神科のイメージで「怖い」というイメージがあるということをお話しましたが、精神科が怖いというイメージがある理由の一つには、閉鎖病棟があると思います。

閉鎖病棟は、最近では、窓にも鉄格子が無いところがありますが、昔に建てられた閉鎖病棟では、今だに鉄格子がしている所もあります。

それが、精神科のイメージにつながる一つになっているのです。

閉鎖病棟は、扉には必ず鍵がかけられています。鍵は看護師が持っており、看護師自身も鍵を開けなければ、病棟に出入りすることができません。

窓には鉄格子がしている所がありますが、最近では、格子状の窓を利用し、窓自体も10cm程度しか開ける事ができないようになっています。

私が経験した閉鎖病棟の女子病棟での仕事内容

私は以前、精神科に勤めていた事があります。私が勤めていた精神科で、私は閉鎖病棟の女子病棟に勤務していました。そこで、私が経験した閉鎖病棟の女子病棟での仕事内容をお話します。

閉鎖病棟では、男性の病棟と女性の病棟に分けられます。

閉鎖病棟では、重度の状態より落ち着いていますが、まだまだ看護師の管理が必要で解放病棟に行くぐらい自立をしていない患者さんが入院しています。

閉鎖病棟の患者さんは、日常生活で行わなければいけない食事や洗面などの清潔に対する行動などは自立しています。しかし、精神疾患の症状である幻聴や幻覚などに左右されやすい傾向にあります。

私が勤務していた閉鎖病棟では、主に統合失調症と躁うつ病の患者さんが入院していました。また、高齢の患者さんでは、認知症を併発している人もいました。

閉鎖病棟の患者さんは、幻覚や幻聴に左右されている人が半数以上いました。

そのため、患者さんのほとんどが軽快せずに、30年以上も閉鎖病棟に入院している人もいたのです。

そういった閉鎖病棟での看護師の仕事内容は、第一に患者さんの病状の管理をすることが大切です。病状によっては、ずっとその病状を保つ人もいれば、その状態が悪くなってしまう患者さんもいます。

患者さんの病状が悪くなる事で暴れてしまったり、暴言を吐いたりしますし、飲まなければいけない薬を飲まないようになったり、自分の身の回りのことができなくなってきます。

そのため、看護師は、患者さんのちょっとした変化を見逃さないように観察する必要があるのです。

そして、毎食後の薬をしっかりと飲ませます。薬は、毎回、看護師が患者さんに渡し、必ず看護師の前で飲んでもらい、口の中をしっかりと確認します。

病状の悪い患者さんによっては、薬を舌の下に隠していたり、歯茎の奥に隠し、後で吐き出す人がいます。

患者さんにとって、薬をちゃんと内服する事は、患者さんの病状を安定させるためにとても重要な事ですので、看護師がしっかりと飲ませるようにします。

また、患者さんは日常生活の行動に対しては通常自立をしていますが、病状によっては清潔が保てなかったり、片づけができなかったり、食事がちゃんと取れなかったりすることがあります。

ですので、看護師は、患者さんの日常生活の行動を見守りながら、できていない事を指導していくのです。その時に大切な事は、看護師がしてあげるのではなく、患者さん自身にしてもらう事なのです。

しかし、病状によっては、病状が悪化することで身の回りのことができなくなることがあるので、その時は、看護師が患者さんの身の回りのことをします。

また、患者さんは外部の人と関わりを持つことができません。そのため、レクリエーションを行うことも看護師の仕事なのです。

このように、閉鎖病棟の看護師の仕事内容は、患者さんの病状の変化を捉えられるように、しっかりと観察をしていくこと、それから、薬の管理と内服の確認、患者さんの身の回りのことに対する見守りと指導、そして、ストレスを溜めないように、時にはレクリエーションをして、患者さんを楽しませることが仕事内容です。

重度の精神疾患の患者さんが入院する病棟

また、閉鎖病棟では、重度の精神疾患の患者さんが入院する病棟があります。その病棟では、患者さん一人一人が個室で生活をしますが、個室には布団が敷いてあるくらいであとは何もありません。

重度の精神疾患の患者さんの場合は、幻聴や幻覚などの症状が強く、自分の身の回りのことができない状況にあるばかりでなく、時には患者さん自身が自分を傷つけてしまうことがあります。

そういった場合の看護師の仕事内容は、患者さんの安全を守ることと、身の回りのことを行うこと、そして、内服もしっかりさせることが仕事内容になります。

精神科の看護師の仕事内容で一番大切なこと

外見から見ると怖いと感じる精神科ですが、中での看護師の仕事内容はそんなに怖いものではないことが、あなたには理解してもらえたことと思います。

しかし、精神科の仕事内容の中でも一番大切なことがあるのですが、あなたはどんなことが大切だと思いますか?

冒頭で言いましたが、精神科の怖いというイメージは病院の外見的なものもありますが、一番大きな理由は、患者さんが私たちのように普通ではないことにあります。

しかし、患者さんと接してみたら分かるのですが、患者さん自身は症状が出ていなければ、普通の人なのです。

それに、幻覚や幻聴、妄想といった症状は、私たちから見ればおかしなことですが、患者さんにとっては現実に起こっていることなのです。

幻聴や幻覚や妄想は、どちらかと言えば悪いことを見たり聞いたりすることが多いです。そのため、患者さん自身はその症状に苦しんでいるのです。

そのため、看護師は、患者さんの症状の把握をするとともに、患者さんの症状を否定することなく、本当の現実に戻ってこれるように、患者さんとの関わりの中で、患者さんの意識を誘導しなくてはいけません。

そのためには、患者さんとの信頼関係をしっかりと築く必要があるのです。

精神科の看護師の仕事内容は、一般の科と比べると、技術的なことよりも、患者さんの観察指導がメインです。

精神科の看護師は看護師としての技術は劣るかもしれませんが、精神的なサポートに関しては、どの科目よりも一番長けている仕事と言えます。

このお話を読んで、きっとあなたの精神科に対するイメージは変わったのではないかと思います。

精神科の看護師の仕事は、とても素晴らしい仕事です。

ですので、ぜひ精神科の看護師として、働いてみてくださいね。

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