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精神科は怖い所なの?そして、精神科の看護師が「怖い」と思う事とは?

「精神科」と聞くと、どうしても「怖い」と感じてしまいますよね。おそらくあなたもそうだと思います。精神科と聞くと、なぜ怖いと思ってしまうのでしょうか?そして、精神科は本当に怖い所なのでしょうか?精神科の看護師が働いていて「怖い」と思うこととは、どんな事なのでしょうか?

「精神科」と聞くと、なぜ「怖い」と思うの?精神科は本当に怖い所なの?

精神科は、一般の科目とは違い、心の病気を治療する科目です。

心の病気とは、統合失調症やうつ病、認知症やアルコール依存症などの病気を言いますが、日本では、統合失調症と躁うつ病が大体の割合を占めています。

もしかすると、あなたは、街中で精神病の患者さんに出会ったことがあると思いますが、やはり、様子が違うと、「怖い」と思いますか?

おそらく、正直に言うと、「怖い」と思ってしまうと思います。

精神病の患者さんと聞くと、暴力を振るったり、暴言を言ったりするというイメージがありますし、患者さんを閉鎖病棟に隔離するといった現実にも、怖いというイメージが付いてきます。

また、ニュースなどで、精神病の患者さんが事件を起こしたと聞くのも、また怖いと思いますよね。

そのため、私たちが感じることや、報道機関などのイメージから、どうしても精神病の患者さんに対するマイナスイメージが強くなっているのだと思います。

しかし、実際に、精神病の患者さんが誰しも「怖い」のかと言えば、そうではないのです。

確かに、精神病の患者さんの中には、暴言を言ったり、暴力を振るったりする人がいますが、それは、患者さんの病状が悪い時だけです。

患者さんの病状が悪い時とはどのような時なのかというと、急性期の患者さんや、病状が落ち着いていた患者さんが何らかの原因で病状が悪化してしまった時などです。

しかし、病状が落ち着いている患者さんは、あなたが思っているような暴言や暴力のある患者さんではなく、精神的に落ち着いていて、穏やかな患者さんがほとんどなのです。

私が以前、精神科の看護師として勤めていた時のことですが、入職した当時は、正直言って、あなたが思っているように、私も「精神科は怖い所なのではないか?」と思っていました。

私が精神科の看護師として勤めていた部署は、閉鎖病棟の女子病棟でした。そのため、病棟から出入りをする時は、扉にしっかりと鍵をかけるため、患者さんが隔離されているというだけでも、怖い気持ちがしました。

でも、実際に働いてみると、患者さんは病状が安定している人がほとんどでしたので、とても落ち着いていて、暴言や暴力のある患者さんはいませんでした。

そのため、精神病も関係あるのか、クセのある患者さんは多かったですが、精神的に落ち着いているため、普通の人とあまり変わりがありませんでした。

ですので、私が最初に感じた、精神科に対する「怖い」というイメージはすぐに払拭されたのです。

このように、精神科の患者さんは、心の病気を患っていて、普段私たちにはないような幻聴や幻覚があることや、世間のマイナスイメージから、どうしても「精神科は怖い」と感じてしまいがちです。

でも、それは違います。

病状が悪化している患者さんは怖いと思うかもしれませんが、精神科の患者さんのほとんどが、私たちと何ら変わりがない人たちばかりなので、あなたも安心してほしいと思います。

精神科の看護師が、患者さんをケアしていて「怖い」と思うこととはどんな事なの?

先ほどのお話で、精神科は怖い所ではないことが分かり、あなたは安心できたのではないかと思います。

しかし、精神科の看護師をしていて、「怖い」と思うことがあるのです。

それはどのような事なのかと言うと、患者さんの病状に対する事です。

精神科の患者さんの症状は、一般の科目の患者さんと比べると、身体的な症状ではなく、精神的な症状が主になります。

例えば、痛みや腫れ、発熱、気分不快、嘔吐などといった体に現れる症状が身体的な症状ですが、精神的な症状は、イライラや不穏、不安などの気分的な症状が主です。

しかし、こういった症状は、精神病でなくともあるものですが、精神科の患者さんの場合は、この精神的な症状が強く現れ、そのせいで表情がきつくなったり、攻撃的になったり、引きこもりになったりするのです。

私たち精神科の看護師は、そういった精神的な症状の微妙な変化をいち早く察知して、看護に繋げていくのです。

しかし、精神科の患者さんは、予期せぬ行動を取ることがあります。そのため、患者さんの状態の変化を私たち看護師が感じ取ることができなかったことで、患者さんが自傷行為や自殺をしてしまうという危険に繋がることが、「怖い」と思うのです。

私が以前勤めていた精神科で、患者さんが危険にさらされてしまったことがありました。

その患者さんは躁うつ病の患者さんで、異常に気分が高まりハイテンションな時と、気持ちが落ち込んで何もできなくなる時を繰り返していました。

その患者さんは、急性期を脱したものの、依然躁状態とうつ状態を繰り返していました。そのため、躁状態の時は、行動が落ち着かないので、怪我をしないよう配慮していました。

また、うつ状態では、自殺企図があるので、患者さんの身の回りに危険に繋がる物がないよう配慮することを常にしていました。

そういった患者さんが落ち着かない状態での看護は、気を配っていても「怖いな。」と感じていました。

しかし、病状が悪かった患者さんも、薬の効果もあり、やがて落ち着き、病状がしばらく安定したのちに、軽快退院をされました。

ですが、躁うつ病の場合は、治りかけの時にこそ自殺をする人が多いのです。

その患者さんは、軽快退院されたのち、数日後、首を吊って帰らぬ人となってしまったのです。

あの時は本当にショックでしたし、退院する時は元気に退院されたので、そういった危険があることが本当に怖いと思ったのを覚えています。

私が経験した事はほんの一例ですが、実際にはある事です。

そのため、患者さんのちょっとした変化を察知することができなかったことで、患者さんを危険にさらしてしまうかもしれないということが、「怖い」と思うのです。

しかし、私たちが患者さんを看護する上で「怖い」と思う気持ちがあったとしても、その気持ちを和らげることは可能です。

それはどのようなことなのかと言うと、自分が患者さんを看護する上で感じた患者さんの変化を、他のスタッフと共有するということです。

患者さんを看護するのは、自分一人ではありません。看護師の仕事はチームで行うものですし、特に精神科では、スタッフ間の連絡はとても大切です。

そのため、スタッフ間で患者さんの情報を共有し、看護に活かすことで、患者さんを危険から守ることができ、私たちが看護をする上で「怖い」と思う気持ちも解消することができるのです。

精神科には、社会的なイメージから来る「怖い」という思いと、精神科の看護師だからこそ感じる「怖い」という思いがあります。

しかし、そのどちらの「怖い」という思いも、精神科の実態を知ったり、スタッフ間の連絡を密にし看護をすることで解決できるものです。

そのため、あなたが精神科の看護師として働く時には、この両方の「怖い」という思いが解消できると思います。

私も最初はあなたと同じでした。でも、私は精神科の看護師として働くことでやりがいを感じることができたので、精神科の看護師として働いて良かったと思っています。

ですので、あなたも怖いという気持ちを恐れずに、精神科の看護師として頑張ってほしいと思います。応援していますよ!

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