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精神科病院で働く看護師には、残業はあるの?そして、残業は1ヶ月にどのくらいしなければいけないの?
残業はできたらしたくないものですが、サラリーマンやOLと同じように、看護師にも残業はあります。特に外科は、残業が多いと聞きますが、精神科病院の看護師にも残業はあるのでしょうか?そして、残業があるとしたら、その回数や時間はどのくらいなのでしょうか?
精神科病院で働く看護師には残業はあるの?
社会人になり仕事を始めると、働く職場で時には残業をしなければならないことがあります。そして、一般の会社と同じように、私たち看護師にも残業はあります。
もしかしたら、あなたも、以前勤めていた病院で、残業をしたことがあるのではないかと思います。
ところで、病院にはいろいろな科目がありますが、あなたは、一番残業の多い科目がどの科目なのかを知っていますか?
それはどの科目なのかというと、外科だそうです。
外科は急性期の患者さんや術後の患者さんの看護をすることが多いですし、病院によっては緊急手術をする場合もあります。
そのため、外科に勤める看護師は、いつもバタバタと忙しく仕事をしていますし、残業だって多いのです。
それから考えると、精神科は一般の科目とは違い特殊な科目ですし、看護の仕方も違うので、一般の病院から比べると、精神科病院はなんだか別物という気がしてしまいます。
では、あなたは、精神科病院で働く看護師にも残業があると思いますか?
おそらくあなたは、「一般の病院とは違う特殊な病院で働いていても、同じ看護師なのだから、残業はあるはず。」と思うかもしれません。
そして、精神科病院で働く看護師にも残業があるのかというと、あなたが思っているように残業はあります。
しかし、精神科病院で働く看護師にも残業があっても、一般の病院と比べると、本当に数えるくらいの残業しかないのです。
それはなぜかと言うと、精神科の看護は一般の科目の看護とは違い、患者さんに対しての管理や指導が主です。
そのため、精神科の看護は一般の科目の看護とは違って患者さんに早急にしなければいけない看護はほとんどありません。
ですので、患者さんの病状に合わせながら、ゆっくりじっくりと看護ができるため、外科などのように、看護師がバタバタと忙しく仕事をする必要がないのです。
外科などの忙しい現場で働く看護師がなぜ残業を強いられるのかと言うと、患者さんの看護に追われて、勤務時間内に業務が終わらないからです。
そのため、自分に与えられたその日の業務を終わらせなければならないために、残業を強いられるのです。
しかし、精神科病院で働く看護師の場合は、看護をゆっくりじっくりとできるため、1日の業務も勤務時間内に終わらせることがほとんどです。
ですので、よっぽどのことがない限り、残業をすることがないのです。
私が以前勤めていた精神科病院では、病棟勤務をしていました。入院患者さんは20名ほどでしたが、患者さんのほとんどが病状が安定しているため、ゆっくりと業務を行うことができていました。
そのため、私は数年間精神科病院に勤めていましたが、残業をしたことは1年間に2~3回程度だったと思います。
しかし、精神科病院で働いていた時は、やはり少なくても数回は残業をしていますが、どうして残業をしたのかというと、看護師の人手不足の時期があったことと、毎週木曜日に『投薬日』があったからです。
『投薬日』とは、その日に患者さんの1週間分の内服薬を医師より処方してもらう日のことです。
精神科病院に入院する患者さんの内服薬は、1人1人の内服薬の種類がとても多く、しかも、看護師サイドで管理するため、患者さんに処方されている内服薬を1回分ずつまとめる作業をしなくてはいけません。
投薬日は、その作業を日勤の看護師がしなくてはいけないので、1日のほとんどがその時間に費やされてしまいます。
そのため、看護師の人数が足りて入れば問題はないのですが、人手不足の時はその作業が終わらなかったり、作業が業務時間内に終わっても、患者さんの記録などの通常業務が終わらず、残業になってしまうことがありました。
このように、私が勤めていた精神科病院での残業の理由は先ほどお話したような理由でしたが、もしあなたが「残業があるの?嫌だな…」と思っても残業はそんなにない事なので、安心してほしいと思います。
残業は1ヶ月にどのくらいしなければいけないの?残業の回数や時間は?
精神科病院で働く看護師に残業があっても、ほとんど稀なことです。
しかし、そうは言っても、あなたはどれだけ稀なのかということが気になってしまうのではないかと思います。
では、あなたは、精神科病院で働く看護師の具体的な残業の回数はどのくらいだと思いますか?
先ほどのお話で、「外科の看護師は、残業が多い」と言いました。
そこで、外科の看護師の具体的な残業の回数はどのくらいのかというと、1ヶ月に平均して10〜15日の残業があります。
この外科の残業の回数は病院にもよりますが、ひどいところでは1ヶ月間ほぼ毎日残業をしているという所もあるようです。
それから考えると、かなりハードな勤務ですよね。なんだか、体を壊してしまいそうな気がします。
では、精神科病院で働く看護師の残業の回数を具体的にいうと、1ヶ月に残業が1回あるかないかです。と、言うより、1年間を見ても、おそらく10回あるのかな?という程度の残業の回数です。
きっとあなたは、「え?たったそれだけの残業の回数なの?」と思うかもしれませんが、これは本当です。
しかし、精神科病院の残業はほとんど稀なことですが、急性期の患者さんが入院している病棟では、外科ほどはありませんが、1ヶ月に数回の残業があったりすることがあります。
そして、残業の時間ですが、外科は残業の時間が平均して1〜2時間であることに対して、精神科の残業の時間は、15〜30分程度です。
残業と聞くと、それだけで嫌な気分になりますが、残業と言っても、精神科病院の残業は、回数も残業の時間もそんなに大したことがないので、安心できるかと思います。
私たち看護師が仕事をする上で、患者さんの看護が主な業務ではありますが、勤務するその場所での看護以外の業務というものがあります。
それを限られた時間の中で終わらせようとすると、時にはなかなか難しいことがあります。そのため、どうしても勤務時間を超えて仕事をしなくてはいけません。
しかし、いくら残業手当が付くとしても、やはり、勤務時間を超えて仕事をしなければいけないと思うとそれだけでもストレスになってしまいますよね。
仕方のないことだと思っていても、やはり嫌なものです。
その点、精神科での残業は、回数も残業時間も少ないので、ストレスを感じることはありません。
もし、あなたが今まで看護師として働いていた時に残業で嫌な思いをしたことがあったり、子供が小さくて残業ができないなどの家庭の事情がある場合は、精神科病院で働くことをおすすめします。
しかし、残業のことだけに関わらず、精神科病院での看護師としてのお仕事はとてもやりがいがあるので、あなたもぜひ精神科病院の看護師として働いてくださいね。
執筆者情報
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